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故郷の空に浮かぶ月の光があかるかった夜。

実は今年の夏は、もともと帰省するつもりが無かった。
八月のスケジュール的にみて、きついなぁと思っていたので。

が、しかし。
事情があって、どうしても帰った方が良さそうだということで、急遽七月末あたりに決めた帰省。
といっても、長く居られる訳ではなく、14日から関東での予定が入っているので、明日まる一日こっちで過ごして、明後日の朝は新幹線の中、というスケジュール。

正直言って「三泊四日って言ったって、実質二泊三日に近いし、あっちゅー間だからしんどいかも」が本音。
…だったのだけれど、やっぱり故郷は良いなぁと実感している。

短いからゆっくり羽を伸ばせない、ことはなく、この存在自体がもうすでに私の羽を撫でてくれているのだ。

和歌山駅や、新大阪駅に降り立ったときの、風のにおいを吸うだけで。
幼なじみの「おかえりぃ」を聞いただけで。
小さな頃と同じ柔らかさの布団に横になるだけで。

一瞬一瞬の、小さな事。
けど、どれもここにしか無い。
それらにちょっと触れただけで、「あぁまた東京でも頑張れそう」っていっぱい思える。

短くても長くても、同じだけ癒されるんだなぁ。
すげえな故郷(>_<)


歳を重ねるたびに感じる。

故郷があることで、故郷を遠く離れても頑張れている、と。

また鋭気養えました。ありがと(^-^)
by yui-nikki | 2006-08-12 23:54 | オモフ