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絶対忘れない

ドラマ「涙そうそう」を見た。

…号泣。

前に見た「さとうきび畑の唄」位、このドラマにも泣き尽くした。

恥ずかしい話だが、正直に言うと、私は、広島の原爆投下のことをちゃんと知らなかった。
どの位の人が亡くなったのか、どの地点に投下されたのか。
投下されるまでの経緯は。
ただ、八月六日という日付けと、時間的に朝だったということを、なんとなく把握しているだけだった。

でも、今日のドラマでやっとちゃんと、「ヒロシマ」を知った。
そして、何と表現して良いのかわからない気持ちが残った…。


戦争で得られるものは、何も無い。
むしろ、すべてが奪われると言っても良い。
無数の人の、無数の希望。夢。幸福。そして、人生。
それらが全部、くだらない権力闘争のために、奪われるだけだ。

あの日、あの一瞬で、広島は。そして、同じように、長崎は。

口惜しさを、悲しさを、感じる事すら出来ずに死んでいった、おびただしい数の人達を憶うと、私は涙が止まらなかった。
それと同時に、繰り返した。


 何の為に戦争をするの。
 誰の為に人が死ぬの。
 どうして人が人の命を奪うの。
 何が正しいの。


それらをどこにぶつけているのか、自分でも把握出来ないまま、何度も何度も。
そんな私の心に、ドラマの最後の一節が、爪痕をつけるように響いた。

「人間は忘れた頃にまた過ちを繰り返す」

愕然とした。
まさしく今、その「忘れた頃」に私達は居て、歩みを進めようとしているのでは無いか。
私達が、この国が、今しようとしている事は、本当に今必要な事なのだろうか。
もっと他に…。

このドラマを見た数時間が、私に考える時間をくれた。
そして、忘れてはいけない記憶を。


今。
私の力なんて微力だろうけれど、それでも声を大にして言いたい。


奪われた無数の命の上に、私達の「今、この時」がある。
あの出来事を繰り返さぬ世界を。



私は絶対忘れない。
by yui-nikki | 2005-08-30 01:24 | オモフ