2005年 04月 25日
pray
TVを見て愕然とした。
何がどこで起こったのか、脳内回路はすぐには認識してくれなかった。
青いラインとシルバーの、見たことのある列車が、カーブを曲がり損ねて、マンションに突っ込んだように倒れている。。。
尼崎は、私が初めて講師の仕事を引き受けて、働いていた場所。
知らない場所、なんかじゃ、決して無い。
しかも、働いてたのは毎週月曜日。
…ただの偶然なのだろうけど、まるでこの電車の中にいるように自分の姿を折り重ねてしまう。
少しの間、TVの前から動けなかった。
音も無く増えていく数を、ただ見ているしか出来なかった。
その後行った場所で、こればかりは避けようのない事だものね、と誰かが言っていた。
そんな一言で片付くの…?
逃げられない運命がある事を、こんな形で私達は突き付けられる。
明日とは、本当に慈悲の無い、残酷に続くものに思えてくる。
そして、私には祈る事しか出来ないのかと思うと、心が引き裂かれそうだ。
それでも祈るしか無いのか。
どうかこれ以上…
by yui-nikki
| 2005-04-25 23:02