2005年 04月 24日
失ったものを嘆くのでは無く、残されたものに感謝することができれば
めちゃくちゃ緊張した。緊張ってのはなかなか治癒出来るものではないなぁと痛感。何べん同じ道を通っても、するもんは、する。。。
でも、結果がよかったので、それもよしとする☆
とりあえず、次のコマへは進めるらしい。
まぁ、進めたところで、「はい、消えた!!」ってなるかもしれへんから、わからへんけど。
…うーん、ポジティブなんだかネガティブなんだか分からない(笑)
その後、「うっしゃ!!」とガッツポーズモードのまま、誘われていた飲み会に行く。
これが失敗やった。。。
すきっ腹に飲むのはほんま危険と、また再確認してしまった。
そして今日、二日酔いぎみ、と。あいたた…。
あ゛ーーーー、今度連休にうちのファンキー母が上京して来る予定なので、その時に、ちらりお小言をくらうかもしれないなぁ。
って先に書いとくと、若干緩和されるかも…とかセコイ事を考えているんだけど(^^;)
ま、ワカゲノイタリってことで(?)
そうそう、昨日はガッツポーズと飲み過ぎの日だったけど、素敵なコトバに出会った日でもあった。
失ったものを嘆くのでは無く、残されたものに感謝することができれば
どんなに心が潤うだろうか。
この前も書いたけれど、4月17日20時1分、私の大好きな作家、奥山貴宏氏が亡くなった。
4月17日20時1分という時間。私が彼の新しい小説を新宿のジュンクドウ書店に買いに行き、本を手にしたであろう時間から約30分後だった。
本当の所、私は金銭的に余裕があまり無いなという考えから、本を買うのを先送りにしようとしていた。
でも、あの日、4月17日、埼玉の川越で仕事の打ち合わせをし、ぼんやり乗っていた帰路の西武線の中で、理由も根拠も何も無く「どうしても今日二冊を買いに行く」と心変わりしていた。
そして本を手にし、満足して帰宅した。そして、その次の日に訃報を知った。
4月17日20時1分という時間に、驚きを隠せずに。
きっと、彼が私を導いてくれたんだと思った。
そのお陰で、滑り込みセーフで、私は彼がまだここに居る間に、本を手にする事が出来たのだと、彼に感謝した。
そして、最後まで、私の心をわしづかみにし颯爽とさらっていく男だと、涙まじり、ため息まじりに、少し地団駄を踏んだ。
でも、せっかく彼が導いてくれたのに、私はその本を読めないでいた。
寂しさとも恋しさとも切なさとも言い難い感情と、それに呼応するかのような大粒の涙が、本を開く度に込み上げて来て、ちっとも先へと読み進めていけなかったから。
そんな私のココロに、上に書いたコトバが不意打ちでやってきた。
—— 失ったものを嘆くのでは無く、残されたものに感謝することができれば。
身体に電気が走ったみたいやった。
そして今日、私は本に手をのばした。
言い難い感情は、「ありがとう、ありがとう」というあたたかな想いへと変化していた。もう涙は出なかった。
あなたがいない現実に、泣いて叫ぶ暇があるなら、その時間を、あなたが残してくれたものに勇気づけられ、刺激される時間にあてよう。
そして「ありがとう」と思おう。
不意打ちくらわされた、すげぇコトバに、改めて思う。
口惜しい程、あんたええ男や!!ありがとう!!
そして、あんたと出逢わせてくれたこの運命に、ほんま感謝しとるよ!!
by yui-nikki
| 2005-04-24 23:40