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For both

私が育った街には、ボーカルトレーニングを受けられる場所は、本当にちょっとしかなくて。
貸しスタジオも、多分、両手で数えて終わってしまうほどしかなくて。
(今はもっと良くなっていると思うし、そうあって欲しいんだけれど)

16歳のころ、「音楽でご飯を食べたい」って思った私は、大阪や東京が本当に眩しい場所に思えた。
スタジオもたくさんある。欲しい機材もすぐ手に入る。コーチもいっぱいいる。

でも、諦めないでいられた。今に至れた。
それは、支援し、手を差し伸べてくれる、家族や先生がいたから、だ。

その私と、ダブらせるのは違うのかもしれないけれど、彼ら・彼女らのことが重なった。
東日本大震災の被災地に生まれ、育ち、音楽家を目指す、彼ら・彼女らのことと。
練習場所、楽器、楽譜。「頑張ろう」と思える気持ち。「諦めないで良い」って言ってくれる声。
彼ら・彼女らに必要で、足りないものは何だろう?
私に出来ることは?

私自身、夢をまだまだ追い続けたい。どんなことがあっても。
そして、願わくば、あの頃の私を支援してくれた人たちのようにもなりたい。
私の力なんて、微力だろうけれど…でも。

今。
自分の為だけに歌う歌なんか、私はそんなの覚えたくないって歌詞の曲がくりかえし頭の中に流れてる。
昔、よく、友達とカラオケで歌った、なつかしい曲。
それを今、本当に痛烈に思うよ。


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去る6.8.(日)、東日本大震災被災地の音楽家を目指す学生への支援の一環として行わせて頂いた、ゴスペル・チャリティーライブにお越し下さった皆様、本当にありがとうございました。

当日は、チケットなどの収益の他、10,860円の募金も集まりました。
集めさせて頂きましたお金は、夢は叶うプロジェクトを通じて、学生への音楽支援資金として寄付させて頂きます。

皆様のあたたかいご理解とご支援に、心より感謝致します。

Choir Director 山路唯

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by yui-nikki | 2014-06-19 23:50 | ソウル