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The Phantom of the Opera

見てきました〜、「オペラ座の怪人」。どうしても劇場で見たくて…。

で、感想。
めちゃめちゃよかった!!

何が良かったって、まず映画のセット。全部に「豪華絢爛」が似合う程、規模がでかい。
スワロフスキーで出来たシャンデリア、新旧のオペラ座。登場人物の衣装。
嫌味な言い方かもしれませんが、日本の映画と違って、お金のかけ方が違う事を、まじまじと思い知らされました。

次に、音楽の幅の大きさ。
オーケストラでの演奏がすごい…だけでなく、大人数での合唱が、さらにすごい。
「マスカレード」なんか、あまりにスケールがでかくて、何人で歌とんじゃおまえーーー、1パートに何人いるんじゃおまえーーーー!!ってな感じ(笑)で、凄すぎて、「鳥肌」とかそんな陳腐なレベルを通り越してた。
一緒に見に行った人に「こんなん見たら、歌を歌いたくなるんじゃない?」って言われたんだけど、そんなレベルも通り越してた。(ごめんなさい。。。)
映画音楽を聞いて、そのスケール、美しさ、繊細さに、疾風が心を吹き抜ける。
音楽にまた魅せられる。音楽の良さを表現出来る言葉全て使ってもたりないような甘美さに、酔いしれる。
そんな経験を初めてしました。

あと、キャスト!!
みんなが素敵だった、んですが、唯心を一番ぶっ飛ばしてくれたのは、なんといっても「ファントム」!!ジェラルド・バトラー!!
テーマの「The Phantom of the Opera」を、厳かでもなく、雄大でもなく、ロック色ばりばりで、でも謎めいて、むちゃくちゃ男前に歌う。
ある意味、なんじゃこりゃーーーって焦り、どきどき。
幼馴染みラウルと、怪人の間で揺れるクリスティーヌ。
普通に考えたら、「男前で優しい、金持ち」のラウルの方にいくんちゃうの?って思う(パンフレットにもそう書いてた。)んだけど、こんな男前に歌う怪人が出てきたら、私だって揺れるっ(超勝手にクリスティーヌになっている・汗)
でも、謎めく、少し無気味なところを演じるだけでなく、心が切なく痛むようなところも、演じている。そうそう、怪人のトレードマーク?である仮面も、その妖しさ、哀しさにまたひと味つけてたし!!それがまたええ感じ。。。
とにかく最後の最後まで、すべてのシーンがめちゃ男前。
感動、というより、肝銘でした。

今まで、「オペラ座の怪人」は、劇団四季の舞台しか見た事なくて、その舞台が私にとってあまりに強烈だったので
「映画になるとどうなるのかな」
と実はいろいろ色々思っていたんだけど、一新。
映画には、映画だからこそ見れるシーンがたくさんあって、舞台には、舞台だからこそ見れるシーンがたくさんあって。
とにかく、どっちもすばらしい。
「オペラ座の怪人」ファン度が、更に燃え上がったのであります!!

DVD出たら買う。絶対買う(炎)←恐いって

あーーー、久々、ほんまに、人にすすめたい映画に出会った。
皆様も、よろしければぜひ!!

最後に。。。
今回、ストーリーなどは割愛させて頂きました。が、もし興味を持って頂いたり…しましたら、下記を見て下さい!!このページも素敵なので。。。

「オペラ座の怪人」公式ページ
by yui-nikki | 2005-02-12 23:58